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●病気の解説●

食養生・分子栄養学
   (科学的食養生へのアプローチ)

はじめに 1、がんと食事(栄養)


はじめに

  古来より「食事法」「食養生」ということに関しては、「石塚左玄」氏や
  「桜沢如一(さくらさわ ゆきかず)」氏が、「玄米菜食」や「マクロビオティック」
  などを、提唱してきました。

  しかし、私はどうしても馴染めず、また勉強すればするほど、いろいろな矛盾
  も見えはじめ、しかも、現代科学にそぐわない面も出てきたため、しだいに
  私は、これらの勉強から遠ざかるようになりました。

  クローン牛やips細胞などが開発される中、今までの食養生とは違う「現代に
  ふさわしい食養生・栄養学はないものだろうか?」と暗中模索する中、偶然、
  物理学者、三石巌先生が提唱する、「分子栄養学」を知りました。

  三石先生の「分子栄養学」は、物理学者の先生らしく、「栄養と健康」に
  ついて徹頭徹尾、科学や化学、物理学、数学などで説明しています。
  そのため、一般の人には、若干難しいものになっているかもしれませんが・・・

  三石先生が提唱する「がん予防の食事3原則」 
   1、良質の高タンパク食(玉子やサンマなど)は、DNA遺伝子の
     命令通りに、正常な代謝を実行することを保障する。
     タンパク不足は、人間の正常な代謝を滞らせ、体の不調や病気に
     つながる。
   2、不足のない「ビタミン」の摂取と適正かつバランスの良い「ミネラル」の
     摂取
   3、遺伝子を傷つける「活性酸素対策」に、スカベンジャー(活性酸素除去
     物質)の摂取(カロチノイド、ポリフェノール、フラボノイドなど)

  「分子栄養学」では、この3原則を保障する「質」と「量」を追求し、それを
  食事計画の中心に位置付け、さらに玉子を毎日のメニューに入れる。
  (ただし、玉子アレルギーのひとは、注意!)
  
  また、分子栄養学の食事3原則のどれがくずれても、健康レベルは
  ダウンすることになり、発がんだけでなく、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病
  などの確率も高くなる。

  栄養の宝庫「玉子」ではあるが、生卵は栄養の吸収が悪いので、注意。
  

1、がんと食事

(1)ガンと食事の関係
  がんと食事との間には、密接な関係があると思われます。
  しかし、多くの玄米菜食主義者やマクロビオティっクを実践されている方が
  言うように、食の欧米化が、即、がんの発生につながるかというと、
  そうでもありません。(そんなに、単純なものではありません。)

  イギリスの疫学者ドルは、人のがんの原因の第1位に食物・栄養を挙げ、
  その割合を、約35%と見積もっています。

≪ヒトのがんの発がん因子(ドル博士らによる見積もり 1981年)≫  
      食べ物・栄養        35%
      タバコ       30%
      職業        4%
      アルコール        3%
      放射線・日光        3%
      環境汚染        2%
      医薬品・医療        1%
      食品添加物        1%以下
      工業生産物        1%以下
      生殖および性習慣        7%
      感染症および不明       13%

  したがって、上図からわかるように、ヒトのがんを減らす上で最も効果的な
  方法は、タバコと食物・栄養に関するがん予防策を確立することです。

  たばこに関しては、禁煙すればよいのであるが、食物・栄養については
  何が、がんの原因かがよくわかっていないため、確かな対策を立てることが
  できないのが、実情です。

  食事や栄養というものは、発がん物質そのものではなくて、発がんに
  かかわるものであるため(つまり、発がんの間接原因であるため)、
  より一層複雑になっているのである。

  たとえば、上記のドル博士は、「がんと食事」に関する見積もり幅を食事・
  栄養に関しては10%~70%と大きな幅をもたせている。
  これほど大きな幅をもたせたことは、食物・栄養については見積もりが非常に
  難しいことを示すものである。

  だから、単純に、食事の欧米化(肉や牛乳)がガンの発生を増やした・・・
  などとは、言えないはずである。
(2)食べ物とがんの関係

(食物・栄養による発がんの複雑さ・・発がんに対する作用の二面性)
  食べ物と発がんの関係は、非常に複雑である。
  それは、同じ食べ物・栄養がある種のがんを増やす方向に作用する一方で、
  他のがんに対しては減らす方向に作用するという二面性があることである。

≪食べ物とがんの関係≫
(全米科学アカデミー報告書1982年)
  
    増 加     減 少
  脂肪 乳がん・大腸がん・前立腺がん・卵巣がん・すい臓がん・肺がん・白血病 胃がん・肝がん
  米食 胃がん 大腸がん・食道がん
穀類・豆類・ポテト 胃がん 大腸がん・乳がん・卵巣がん

  上の表を見るとわかるように、「脂肪」は、乳がん、大腸がん、前立線がん、
  卵巣がん、すい臓がん、肺がん、白血病などを増やす方向に働くが、逆に
  胃がんや肝がんは減らす方向に働くという。

  このように、食物・栄養がある種のがんの予防になると思って、それを
  積極的に摂取した結果、逆に、別のがんになりやすくなる
ということを
  あらわしている。

  これは、食物・栄養に多種・多様なものがあるだけでなく、がんにもいろいろ
  の種類があることによる。

  このように、食物・栄養とがんの関係は一義的に結び付けられない点に問題
  の、複雑さがある。
3、食物・栄養の過剰および欠乏とがん

(カロリ制限は、がん予防に有効か?)
  食物・栄養の何が、がんに良いか悪いかといった質の問題のほかに、
  同じ食物・栄養でもその量が多いか少ないかによって、発がんへの影響が
  異なるということがあり、これも食物・栄養とがんの関係の複雑さの一つで
  ある。

  
(マウスの実験)
  
1940年、米国のタンネンバウム博士は、マウスを使った実験で、餌の量を
  減らすと発がん率が下がることを発見した。
  
  マウスを二群に分け、一方は自由に餌を摂取させ、他の群には同じ飼料を、
  量を減らした、いわゆる制限食を与えた。

 
 
(注)
ここで注意しなければならないことは、二つの群のタンパク質、ビタミン・
  ミネラルの量は同じである・・・
ということである。
  単に含有カロリーだけ(糖質と脂質)を調節した。
  つまり、自由に餌を食べさせた群は、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどは
  制限食群と同じで、糖質と脂質だけを増やしたのである。

  (つまり、カロリー制限の群れは、マイクロダイエットと同じように、
高栄養、
  
低カロリーの食事を与えた…
  と考えてください。)
  
また、このとき与えた「脂肪」は、植物性の脂肪である、という。

  
この結果、制限食のマウスの乳がん・肺がんその他いろいろのがんの
  発生率が低下する、という結果が得られた、という。


  しかし、
食物・栄養とがんの関係については、同じ内容の実験でも
  結果が違ったり全く逆の結果になることは珍しくなく、このことががんと
  食事に関する問題を複雑
にしている。

  動物実験で制限食群の発がん率が大きく低下する、ということに関しては、
  すべての実験結果が一致していて異論がないといわれている。
  このことが、「腹八分目は、がんを予防する」という根拠になっている。
  
  しかし、腹八分目にすればがん予防になるかといえば、そうでもない。
  我々が普通に「腹八分目」にすると、必ず
『栄養素の過不足』が起きる。
  なぜなら、我々は食事の時に、いちいち、栄養素の分析や計算などしない
  からである。

  我々の体にとって必要な栄養素が足りていれば問題はないが、
  不足した場合は正常な細胞分裂が行われなくなり、あるいは必要な
  酵素、免疫たんぱくが作られなくなり、そのことが、逆にいろいろな
  病気や、がんの原因になったりするからである。


  また、以下のような疫学調査もある。

(人間の肥満・痩身とがん)
  
問題は、この動物実験が、人間に当てはまるかどうか?である。
  まさか、人間の体で人体実験することはできないので、疫学調査の
  結果から、推論するほかはない。

  一つの疫学調査として、米国癌学会が米国の男女75万人を12年間追跡
  して、肥満とがんの関係を調べた調査報告がある。

  もちろん、肥満と痩せがそのまま、動物実験の自由食と制限食に対応する
  わけではないが、参考にはなるだろう。

  調べられた14種のがんのうち、とくに肥満との関連がはっきりしたのは、
  子宮内膜がん、胆嚢がん、大腸がん、乳がんなどで肥満に比例して
  死亡率が高くなっているという。
  
  これに対して、肺がんは関係が逆で、痩身のほうが死亡率が
  高くなっている。
  それ以外のがんでは、はっきりした関連は見られなかった。

  結局、がん全体でみると、女性では、肥満と死亡率が比例する傾向がある
  のに対して、男性では肥満・痩身とも標準体よりも死亡率が高くなっている。


  このように、ヒトの場合は肥満と痩身の関係は、がんの種類によって異なり、
  がん全体でも男女が異なるなど一義的でない。

  
動物実験では食物の摂取量とがん発生率に明白な相関関係があったのに
  比べて、ヒトの場合は肥満・痩身とがん発生の間には明確な関連は見られ
  なかった。

  ここにも、ヒトについて、食物・栄養とがんについての難しさがある。


  1981年のドル博士らの疫学調査以来、食物・栄養の中の「発がん」になる
  と思われるもの(発がん原因物質)を探す研究が数多くなされ、多くの発がん
  物質が見出された。
  しかし、これこそ食物発がんの主な原因である・・・というものは、
  まだ見出されていない。
4、食物・栄養の過剰および欠乏と寿命

制限食と寿命との関係
も動物実験がおこなわれている。
直接、がんとは関係ないかもしれないが、参考のために書いておきます。


(動物性脂肪と植物性脂肪はどちらが長寿か?…マウスの実験)
  マウスを、動物性脂肪(飽和脂肪酸)を与えたグループと、植物性脂肪
  (不飽和脂肪酸を与えたグループに分け、どちらが長生きするかを実験した。

  大方の予想は、植物性脂肪を与えたグループのほうが、長生きする…
  と考えていた。
  しかし、実際は、動物性脂肪を与えたグループのほうが長生きした。
  (ただし、これは人間に当てはまるとは限らない・・・らしい。)

(アカゲザルの実験)…腹8分目が、健康のもと?
  米ウィスコンシン大学チームが、アカゲザルを使った約20年間の実験で、
  摂取カロリーを約3割減らすと、糖尿病やがんといった加齢に関連した
  病気で死ぬ確率が、3分の1に減ることがわかったという。

  好きなだけエサを食べさせるグループ(38匹)と、摂取カロリーをそれより
  3割減らすグループ(38匹)に分けて飼育した。
  (この実験も、上記のマウスの実験と同じように、「制限食群」と、「自由に
  食べさせた群」の、『たんぱく質・ビタミン・ミネラル』の量は同じで、「自由に
  食べさせた群」の方だけ、糖質と資質を増やし、摂取カロリーを多くしたた
  だけである。したがって、「制限食群」の食事は、ここでも、
  高栄養・低カロリーになっている
。)

  このうち、いまも生存しているサル(平均27歳)は、カロリー制限したサルが
  20匹、好きなだけ食べさせたサル13匹であった。

  飼育中に死んだサルを解剖して調べると、糖尿病やがん、心血管疾患
  などの病気で死んだ割合が、「カロリー制限なし」14匹に対し、
  「制限あり」が5匹であった。

  このことから、「腹8分目が健康の元」といわれるようになった。
  しかし、この実験には、「大きな落とし穴」がある。
  それは、次の「活性酸素とがん」を読んでください。
5、活性酸素とがんの関係
  1981年のドル博士らの疫学研究以来(上記 がんと食事の関係を参照)、
  食物・栄養の中の発がんの原因になると思われるものを探す研究が数多く
  なされ、多くの発がん物質が見出された。

  しかし、これこそ食物発がんの主な原因であるといえるものはまだ、
  見出されていない。

ここに一つの「仮説」がある
  それは、「活性酸素とがん」に密接な関係があるのではないか?というもの
  である。
  (元・国立がんセンターの生物物理部長であった永田親義博士の説)

  我々が生きていくためには、空気(酸素)と食物が必要である。食べ物から
  取り出した栄養素から、水素を取り出し、肺呼吸によってとりいれた酸素と
  反応させてエネルギーを取り出し利用している。

  このようにヒトが必要なエネルギーは酸素によって作られており、生物は
  酸素をうまく利用することによって進化してきた。

  しかし、そのエネルギーを作る過程で「活性酸素」という非常に毒性の高い
  酸素も同時に作ることがわかってきた。
  (つまり、酸素を利用して食物からエネルギーを得る過程で出来るのが
  活性酸素である。)

  活性酸素は、ヒドロキシル・ラジカル、一重項酸素、スーパーオキサイド、
  過酸化水素の4種
があり、呼吸で取り入れられた酸素の約2%が
  これらの活性酸素に変わるといわれてい  る。

  もちろん我々の体内には、これらの活性酸素を無毒化する、SOD酵素
  (スーパーオキサイド《活性酸素の一種》を無毒化する)や
  カタラーゼ、ペルオキシダーゼ(過酸化水素を無毒化)などの酵素が
  用意されており、これらの活性酸素を無毒化することができるように
  なっている。

  しかし、ヒドロキシル・ラジカルについては、ヒトはまだ進化中であり、
  これを無毒化する酵素を獲得するには至っていない。

  したがって、ヒドロキシル・ラジカルが活性酸素の中で最も厄介であり、
  また一番強い、最強の活性酸素でもある。


  そしてこのヒドロキシル・ラジカルが遺伝子に障害を与え、
  がんをはじめとして、老化や動脈硬化、心臓血管系疾患などを引き起こす
  と考えられている。

  以上のことから、食べ物による発がんには、1つの予測がたてられる。
  我々は、生きていくためには、酸素と食べ物からエネルギーを得ているが、
  その過程で活性酸素(悪玉酸素)を生成する。その活性酸素が、遺伝子を
  傷つけて、がんを発生する。


  このように考えれば、それ自身、発がん物質でない食べ物・栄養が、
  がんの原因になることが無理なく説明できる。

  実際、このように考えると、いままで理由がよくわからなかった事実を、
  合理的に説明できるのである。

  たとえば、前に書いたマウスのエサの自由摂取群に比べて制限食の
  発がん率が低い
のは、エサからエネルギーを作り出すために必要な
  酸素の量が少なくてすみ、したがって、発生する活性酸素の量が少ない
  →細胞や遺伝子を傷つける確率が低くなる→がんの発生が少なくなる。
  と、合理的に説明できる。

  さらに、ラットやマウスの実験で、一般にメスに比べてオスの発がん率が
  多いのは、オスのほうが活発で運動量が多くて、酸素の消費量が
  多いからだ、と説明できる。

  また、
  マウスの実験で動物性脂肪を与えた群と植物性脂肪をあたえた群では、
  植物性脂肪をあたえた群のほうが、短命であった。


  これは、動物性脂肪は、「飽和脂肪酸」なので、活性酸素と結びつくことは
  なかったが、植物性脂肪は、「不飽和脂肪酸」なので、それが活性酸素と
  結び付き、「過酸化脂質」という新たな「活性酸素」を生み出す
・・という
  悪循環を生みだし、結局は大量の活性酸素発生で「短命」に終わった…
  と、合理的に説明できる。

アカゲザルの実験・・・サルは、ヒトと同じ霊長類であるが、
  平均寿命は20年~30年と短い。これは、体内で産生できる
  「SOD酵素(活性酸素除去物質)」の産生量の違いである、
  といわれている。(当然、人間のほうが産生量は多い)

  アカゲザルの実験では、マウスの実験と同じように制限食を与えた群れの
  ほうが、活性酸素の発生量も少なく、したがって長生きできた・・
  と説明できる。
6、活性酸素除去とビタミン類とがん

  さらに食物発がんにおけるビタミン類の役割も、活性酸素との関係で
  同じように説明できる。

全米科学アカデミー報告書(1982)
   ビタミンの種類     減少させるがんの種類
ビタミンA、レチノイド
カロチノイド(緑黄色野菜など)
肺がん、胃がん、食道がん、膀胱がん
喉頭がん、口腔がん、子宮頚がん、大腸がん
ビタミンC(新鮮な野菜や果物) 胃がん、食道がん、喉頭がん、口腔がん、
子宮頚がん

  ビタミンAやCは、抗酸化作用を持ち、生体内で過剰に生成した活性酸素
  (悪玉酸素)を除去する力をもつといわれている。

  実際、アカデミー報告書によると、ビタミンA欠乏によって、肺がん、
  食道がん、子宮頚がんが増加する、と述べている。
7、腹八分目は、本当に健康に寿命を延ばすのか?
                               動物実験の限界と問題点

  上記「3、食物・栄養の過剰および欠乏とがん」「4、食物・栄養の過剰および
  欠乏と寿命」でも書いたように、動物実験では、制限食(腹八分目)のほうが、
  長寿(長生き)である。(制限食による、活性酸素の発生が少ないため)

  だからといって、これがそのまま人間に当てはまるかというと、
  そうでもないようだ。

(マスコミに報道されていない問題点)

1、「制限食」という名の「低カロリー完全栄養食品」
  マスコミ報道などでは、単純に「制限食」とだけしか書いていない。
  しかし、いろいろ調べてみると、「ちょっとちがうのではないか?」と
  思うようになった。

  それは、「マウスの実験」にしろ、「アカゲザルの実験」にしろ、
  「タンパク質」と「ビタミン・ミネラル」の摂取量は、
  「制限食群」「自由に食べさせた群」のどちらも同じ量だ、ということである。

  つまり、どちらの群れにも、1日に必要な量のタンパク質・ビタミン・ミネラルを
  与えているのである。

  これでは、何のことはない、「制限食」とはいえ、1日分の栄養素をしっかり
  配合した「栄養満点・しかも低カロリー」の食事である。


  単純に、量を減らした「制限食」ではない。
  (つまり、カロリーが低いだけで、栄養のないスカスカの食事ではない。)

  マスコミは、このことについては、一言も書かない。これは、問題だと思う。
  この問題点については、インターネット上で、心あるドクターや栄養学者が
  たびたび指摘している。(問題点については、以下の2、に続く)

2、「制限食」礼賛は、朝食抜きの若い女性に「言い訳」を与える
  マスコミは、「制限食」の真実を報道しない。なおかつ、「腹八分目」こそが
  「健康のもと」とはやし立てる。

  このため、一般の人たちは「腹八分目」を実行しようとする。
  しかし、ほとんどの人は栄養を管理できない。したがって、われわれが
  「制限食」を実行しようとすると、栄養素は考えず、単に食事量だけを
  減らすので、確実に「栄養不足」または、「栄養不良」になる。

  第一、「制限食こそが長寿のもと」ということになれば、
  現在ダイエットのために「朝食抜き」を実行している若い女性に
  「言い訳」を与えているようなものである。

「朝食抜き」を長くやっていると、将来確実に健康障害を引き起こす。」
  朝食抜きを長年にわたってやっていると、栄養不足に陥り、将来、
  骨粗鬆症や更年期障害は、早くやってくるし、タンパク質不足から
  「免疫力」が弱くなり新型インフルエンザやその他の感染症にも
  罹りやすくなるのである。

3、抗酸化物質の体内利用と動物

  皆様の中には、フラボノイド・カロチノイド・ポリフェノールなどの言葉を
  聞いたことがあると思います。

  
これらは、「抗酸化物質」とばれ悪玉の活性酸素を除去する作用があると
  いわれています。

  そして、われわれ人間は、これらすべての抗酸化物質を含んだ食べ物を
  体内利用
することができますが、人間以外の動物は、
  ほとんど利用できないといわれています

  
このため、他の動物は寿命が短いのですが、人間のみは、これらの
  活性酸素除去物質の体内利用により、格段に寿命が長くなっています。

  以前、本川達雄氏の書いた「ゾウの時間・ネズミの時間」という本が
  大ヒットした。

  その本によると、ネズミでも、象でも、また、その他の動物でも、
  大体15億回心臓が動くと、寿命がきて死ぬそうである。

  これを、人間に当てはめると、大体45~6歳で寿命がくるそうである。
  しかし、人間は、この原則に当てはまらない。もっと長生きである。
  第一、日本人の平均寿命は、80歳を超えている。

  本川先生は、その理由として、「人間は、歯磨きしたり、入れ歯を作ったり
  して食べ物をいつまでも食べることができるから」…と書いている。

私は、こう考えている。
  ①人間は、他の動物にはできない「活性酸素除去物質」の体内利用が、
  できること。
  ②「SOD酵素」や「カタラーゼ」などの体内産生量が他の動物よりも、
  多いからだ・・・と理解している。
  (活性酸素は、老化を早めたり、がん発生の原因となります)
                  
   
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